有効求人倍率という言葉を聞いたことがありますでしょうか。
休職中の方や就職活動をされている方などは、この有効求人倍率という言葉に、特に反応されるかもしれませんね。
では、そんな有効求人倍率、いったいどういうことなのかはご存知でしょうか。
有効求人倍率というのは、求人の数を求職している人の数で割ったものです。つまり、有効求人倍率というのは、求職している人に対する、求人の数の倍率のことで、仕事を求めている人一人に対してどれくらい求人があるのかという数なのです。
例えば、仕事を求めている人の合計人数と企業側の求人の数が同じだったときには、この有効求人倍率が「1」という数で現れます。ですからこれを基準に、「1」よりもその数値が多ければ、仕事を探している人より企業側からの求人数が多く仕事探しがしやすい状態にあることがわかり、逆に「1」よりも少なければ仕事を探している人より企業側からの求人数が少ないということで、就職活動が困難という状態になっていることがわかるのです。
有効求人倍率というのは、厚生労働省から毎月発表されていて、その中にはパートタイムが含まれており、新規学卒者は除かれているそうです。
最近は就職難という言葉も毎年のように聞くようになり、求職者の数ばかりが増えているという現状にあるようです。その厳しい状態は有効求人倍率を見るとはっきりわかるようになっており、バブル経済の頃はなんと1.43もあったのだそうです。それが、バブル崩壊後はぐんぐんと下がり、一時期は0.40にまでなったのだとか。ちなみに現在は0.86倍ほどで、少し回復が見られるものの、まだまだ求人数が足りていない状態となっているようです。
物価ばかりが上がっていく中で、仕事を得ることが出来ない人たちが増えているというのは、なんとも困った状況です。企業側も不景気で、必要以上の人を雇うことが困難な状況となっているのでしょう。
「ネット難民」などといった言葉も出来てしまうほど、仕事がないからお金がない、お金がないから住む場所がない、住む場所がないから就職が出来ない、就職が出来ないからお金がない…という悪循環に陥っている人たちがたくさんいるという状況から、日本はいつ脱することが出来るのでしょうか。
政府からの救済策も上げられているようですが、この求人の倍率も早く回復してくれないものかと願うばかりです。